つい最近、記事でも触れましたが、Mubert-Text-to-Musicが使えなくなり有料プランに入るかはいらないかを迫られるフェーズに入りました。
そこで今回、Mubertが出力する音楽に関しての、権利関連の情報について簡単に調べてみました。
下記の資料を参考にしています。
https://mubert.com/documents/mubert_render_subscription_license_agreement.pdf
念のためですが、常に最新情報はご覧になっていただくよいうお願いいたします。Mubert側で都合のいいようにドキュメント改版が行われる可能性は0ではないです。
NFTならしょうがねえなあ、良いよ 条件付きで
上記の公式ドキュメントを見ていくと無料プラン(Ambassador)は基本的にWebで使用可能です。ただ条件があって、例えば“Music by mubert.com”を明記する必要があります。
もし収益化する場合は使用不可能だけれども、NFTの中に組み込むならOKだよ(例えば“Music by mubert.com”を明記する条件付きで)のようです。
NFT(non-fungible token)とは、非代替性トークンのことで、これは刻んでしまうと消せないというところに旨味を持っているために、収益化を許しているように見えます。上記ドキュメント内で、下記の文言で確認できます。

If you need background music for a video that you’ll use on Social Media but can’t
afford a Creator License, you can use our Ambassador License. It lets you use
Mubert tracks in mp3 format for free as long as you add a link to mubert.com on
every page where this music is used (for example, adding “Music by mubert.com”
in video descriptions, social media posts etc).
You can similarly use the Ambassador License to soundtrack your visual art NFTs,
provided that you credit Mubert in the description and link to mubert.com.
Please note that other than via NFTs, you can’t monetize your Derivative Works
which use the music licensed via the Ambassador License.
和約は下記です。
ソーシャルメディア上で使用する動画のBGMが必要だが、クリエイターライセンスを購入できない場合 アンバサダーライセンスをご利用ください。このライセンスでは mubert.comへのリンクを追加する限り、無料でmp3形式のMubertのトラックを使用することができます。 この音楽が使用される全てのページ(例えば、ビデオの説明文やソーシャルメディアへの投稿などに "Music by mubert.com"を追加してください。 というリンクをビデオの説明文やソーシャルメディアへの投稿などに追加してください)。 同様に、ビジュアルアートのNFTのサウンドトラックにアンバサダーライセンスを使用することができます。 ただし、説明文にMubertのクレジットを記載し、mubert.comにリンクすることが条件です。 NFT以外では、以下のような二次的著作物を収益化することはできませんのでご注意ください。 アンバサダー・ライセンスを通じてライセンスされた音楽を使用した二次的著作物を収益化することはできませんので、ご注意ください。
無料プラン(Ambassador)ではNFTで作っていくのが相性良さそうです。
「収益化したい」ならクリエイターライセンスに入る必要があります。

Creator License lets you add high-quality music to your video, podcast or NFTs,
publish and monetize your Derivative Works on Social Media, as well as
include them in promoted/boosted posts.
クリエイターライセンスなら良いよということが書かれています。
和約は下記です。
クリエイターライセンスにより、ビデオ、ポッドキャスト、NFTに高品質な音楽を追加することができます。 派生作品をソーシャルメディアで公開し、収益化することができます。 プロモート/ブーストされた投稿に含めることができます。
二次創作化しようがしまいが、収益化されるものはNFT以外では許さないわよ、そういうことのようでした。
一度退会したら、あなたはAmbassador
私は下記の動画にて、Mubertの音楽を使用しています。
今は収益化していませんが、もし収益化されたなら、下記の方法しかないように思えます。
- クリエイターライセンスでお金を払う
- NFTで売るようにする(”Music by mubert.com”を明記)
- 動画は消す
案外、web3っぽくない?
今のままだと、自分のコンテンツがMubertの気分次第で権利を持ってかれたり、消されたりなんかも起きるかもしれないです。
だから「APIで組んで、垂れ流しのシステムにしておけば、いざというときに変えられる!!♪」
というのは正しいですが、下記の額が毎月かかります。

ちょっとこの辺の自由度は低いと思ってしまいましたが、無料でここまでやらせてくれるのはすごいことなので、黙って使わせていただきますありがとうございます。
シングルトラックライセンスはどうか
1曲あたり、プロプランよりも高くつく可能性が非常に高いです。ちょっと現実的ではないです。


私の暫定解
結局は… こうしていくのがお得かな。
収益化されていないうちは
- “Music by mubert.com”を明記する
もし収益化することになったならば
- NFTで売るようにする(”Music by mubert.com”を明記)
- Web上の動画は消す
あとは常にアンテナを張る、ですかね。
いったん以上です!
ほかにも下記のような記事を書いています!お時間あった時にご覧ください!!!
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