「Ultravox」のアルバム「Viena」を聞いていきます。(引用:ヴィエナ)

メンバー
リリース年:1980年7月11日
曲構成
- Astradyne – 7:07
- New Europeans – 4:01
- Private Lives – 4:06
- Passing Strangers – 3:48
- Sleepwalk – 3:10
- Mr. X – 6:33
- Western Promise – 5:18
- Vienna – 4:53
- All Stood Still – 4:21
時代背景
- 1979年 欧米を中心にスタグフレーションが起こる
- 1980年に、HP社が同社初のパーソナルコンピュータを発表(Apple社の初のパーソナルコンピュータ:Macintosh 128Kは1984年)
- 第二次オイルショック(1979-1983年)
- 下野 紘さんが誕生
アルバムには長めの制作期間もありますので少し前の時代背景も見てみると、欧米を中心にスタグフレーションが起きた。
また1980年1月に景気後退(リセッション)が発生し、同年7月に回復入りした。

アメリカの景気に影響を受けやすい国に限ると思いますが、回復のタイミングでリリース出来たのも、商業的に成功出来た理由の一つかもしれない。
私はまだ産まれていない年のため分からないが、景気も良ければ、初見の自分だったら発売時に買ってたかもしれない、YMOとか好きなので。
このViennaきっかけで日本限定でリリースされた「新欧州人」もあるよう。
全体の雰囲気
8曲目「Vienna」の歌詞をみると抽象的。
彼等のジャンルもニューウェイブ、ポストパンクなのでストレートな歌詞では無いのは当然というか、彼等のことが好きな理由のひとつでもある。
「New European」が角瓶のテレビCMに使用されたこともあり、この曲だけ知ってれば話にはついていけるかもしれない。映像を見てみたが、
私が一番好きな曲は、Viennaで『あ〜ヴィエナ〜』の大合唱もいいけど、「Sleepwalk」。
右から飛んでくるスネアから始まって、コソコソばなしトーンの『Sleep!wa~lk♪』のところ(初っ端から)大好きたまらん。
全体を通して、「ミッジ・ユーロ (Midge Ure)がUltravoxを確実に変えた!」ということが言えるかな。
前作品を聞いてみて、体言しずらいんだけど、前ボーカルのジョンフォックスがつくる曲とは、音数が少なく洗練されているというか、確実に違う。
そして特筆すべきは、商業的成功だと思う。
もしこの商業的成功が無ければ、その後の作品が大きく変わっていたかもしれないよね。ミッジユーロもUltravoxを早々に離れていたかも知れない。

まとめ
最後に私の独断と偏見で評価する。
ジャケットデザイン:★★★★☆
音質 :★★★★☆
アナログ向け :★★☆☆☆(ハイ・ファイな音で聞きたい気もする)
筆者おすすめ度 :★★★★☆(かなり筆者の好みがでている)
いかがでしたでしょうか?
私もまだまだ知らないことばかりですので、
訂正や補足など是非コメントお待ちしております!
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